ビジネスと占星術?と驚かれるかも知れませんが、ビジネスマンが占星術を利用してリスク管理などを行うことは、古今東西、特に珍しいことではありません。このコーナーでは、ビジネスに役立つ「ミシェル式西洋占星術」を毎月連載でお届けします。
今日は画家が絵を描く時のイメージ力ではなくて、コミュニケーションにおけるイメージ力のお話。
結論だけ先に言えば、人づきあいにはイメージ力(想像力)が大事!であります。
これは時おり耳にすることと思いますが、さて、実際にはどんな風に使っているのでしょうか。
人づきあいにおけるイメージ力は、相手の気持ちを想像してみる…という切り口で言われる事が多いと思いますが、そうすると“優しさとか思いやり”の話に聞こえますよね。
確かに、自分が発する言葉で相手がどう感じるのか、さっき言ったことで相手はどう受け止めているのか?など、相手の気持ちになって考えてみるという事は、まさにイメージ力の賜物。大事なことです。
でも、そもそも、それだけではないのです、「人づきあいにおいてイメージ力を活用する」という事は。
相手の気持ちに思いを馳せて、色々とイメージを膨らませてみるだけでなく、それはそもそも、「反対側の視点を得る」という大いなる賜物があるのです。。
つまり、「自分のフィーリングで発することを、別の視点や違う感性で捉えたら一体どんな感じになるのだろう?」という、発想の転換をすることになるわけで、これがなかなかに重要なポイントになるわけです。。
ちなみに、仮に相手の気持ちになって考えてみる…としても、相手の感性に寄り添うだけだと、それはイメージ力ではなく、共鳴力になるわけですね。→優しさや思いやりの話であります。
では、コミュニケーションでにイメージを最大活用するにはどうすれば良いのでしょうか?
コミュニケーションにおけるイメージ力の活用は、違う視点を得る(そして増やす)ことです。
例えば、自分がトラブルの被害者とした時に、加害者の気持ちや考えをイメージできるかどうか?(その逆も然り)。また、誰かと意見が違う時に、相手の意見が出てきたいきさつをイメージできるかどうか?
そして、こうしたイメージをする時に最大の注意事項があるのですが、それは『どちらが正しいのかを判断しない』『良し悪しの判断を入れない』ということです。
なぜなら、判断を入れてしまうと(やっぱり自分の意見の方が正しいじゃないか!等)感情の海に溺れていくことになるからです。あるいはプライドの海かもしれませんね。
いずれにせよ、イメージしてみる事ができるかどうかが大切なのであって、判断の為にする事ではないのです。
そしてそんな風にイメージしていけることはすなわち、多様な価値観を得ていくことに他ならないのです。
ところで、今年は9月以降はずーっと、火星という天体が双子座に在位します。
火星は物事を活性化させていく天体ですが、攻撃的で闘いをシンボルする天体なので、トラブルメーカーっぽい要素もあります。
そして双子座はコミュニケーションをシンボルする星座です。
ですから個人レベルにおいても世界レベルにおいても、コミュニケーションが良くも悪くも鍵となりやすい背景になります。
総括的に言えば、“お喋りが議論ぽくなること多し”であったり、“戦いや競争が話題になること多し”であったり。またメディア界がかなり活発になり問題点も出てくることでしょう。
普段から何気なくおこなっている他者とのコミュニケーションですが、少し自分のコミュニケーションを意識してみるだけでも、イメージ力を豊かにさせていくきっかけになるのだと思います。
ミシェルメイ美菜子☆
身辺が明るく活気づく今月は、公私にわたって人間関係が広がっていくでしょう。持ち前の社交性を大いに発揮して、自分の為の人脈作りも出来そうです。仕事では朗報も入ってきそうな有難いタイミングですが、1人の息抜きも入れて。
このところ微妙な運気で推移してきたのですが、今月は友だちとのイベントや仕事での高評価など、心強い後押しがぐんぐん入ってくることに。そんなことから、あなた本来の華やかさが自然と押し出されていく嬉しい時でしょう。
プライベート面が充実しやすい今月は、自室の片付けやオフの遊びなど、プライベート面にエネルギーを注ぐと良いでしょう。そのことが結局は仕事の分野にも良い働きをもたらすことに繋がるはずです。アクティブにいきましょう!
今月は恋愛面がとても好調で、新しい恋も始まりそうです。パートナーとの信頼関係も一層深まっていくようです。仕事では頑張らないといけないシーンもあるようですが、力を入れすぎないようにして、流れに任せることも学んで。
今までやってきて良かったなぁ…!と、思えることがありそうです。仕事かもしれませんが趣味で始めた事かもしれません。なんにせよ、スキルアップの方向性でいくのが望ましいようです。ブラッシュアップの精神が似合う時です。
仕事のシーンでは小さなトラブルの気配もありますが、さほど大ごとではないはずですから、ペースを乱されないように配慮したいもの。疲れたなぁ…と感じる時は、先を急ぐよりもゆっくり気分転換を入れていく方が良いでしょう。
仕事のシーンで神経を使うことが増えそうな今月は、なるべく物事を大らかに捉えるようにしたい時です。他者に厳しくなり過ぎないことも重要でしょう。そうすればアイデアに恵まれて、いい仕事ができる時になるはずです。
今月は落ち着かない気分で推移しやすい時。決して物事がつまずくわけでもないのに、つい不要な心配をしてしまうせいかもしれません。あまり考え過ぎないようにして、淡々とこなしていくことで仕事はうまくいきそうです。
自分の身の回りや部屋を片付けて、綺麗に整理することで、運が開けていく時です。一方で、身近な友人には振り回されやすい時。相談に乗るとつい深入りする可能性も。振り回されて消耗しない為にも、自分のことに集中して。
これまでの勢いが、少しペースダウンしていきそうな今月ですが、やる事は増えていくかもしれません。人間関係はスムーズな時ですが、煩雑な用事が増えて、どこに向かっているのか、目的や目標を見失いやすいので注意して。
全般的にちょっとお疲れ気味ではないでしょうか。誰かや何かの為に、頑張り過ぎてきたのかもしれません。そして今月もあれこれ用事が増えそうなのです。こんな時期は、キャパを越えそうなことは引き受けないことです。
物事をつい悲観的に捉えてしまいやすいタイミングです。そうすると、1人で考え込んで1人で煮詰っていくはめに。そうならない為に、色々な事を周りの人にもお願いしていきましょう。これは仕事も私用も同様のことです。
東京・自由が丘を軸に活動する
西洋占星術鑑定士・心理療法家。
短大卒業後、就職、結婚、出産子育てを経た後に、西洋占星術とユング心理学を習得、2003年より個人鑑定を始め、延べ5000人以上の鑑定実績を持つ。
ミシェル式西洋占星術は、占星術の観点だけでなく、心理的な側面も合わせて鑑定していく心のセラピーのような鑑定です。
西洋占星術の中でも“今をつぶさに解読するホラリー占星術”も駆使して解釈していきますので、運勢だけでなく現在に沿った具体的なアドバイスをしていく事が可能です。
ミシェル式占星術は、自分や運勢を知ることだけで終わる占いではありません。鑑定セッションではアドバイスが最も重要なものと考え、現状へのアプローチには心理的な作業などのアドバイスも重視しています。