ビジネスと占星術?と驚かれるかも知れませんが、ビジネスマンが占星術を利用してリスク管理などを行うことは、古今東西、特に珍しいことではありません。このコーナーでは、ビジネスに役立つ「ミシェル式西洋占星術」を毎月連載でお届けします。
今年の3月終わりから、冥王星が現在の山羊座から水瓶座へと一時的に進行します。“一時的”というのは、6月には山羊座へと戻るからです。
で、なぜこのトピックスから始まるのかと言いますと、冥王星の星座進行は、リーマンショック頃(2008年頃)以来の大きな天体イベントになるからです。
ちなみに、本格的に冥王星が水瓶座に在位するようになるのは、2024年からです。
さてこの冥王星、リーマンショックというワードを出したように、時代の刷新に関わる天体です。
ひらたく言うと、この3月終わりから5月には『何かがあるぞ!!』みたいな感じ。
別に怖がらせるつもりは全くありませんが、“何か新しい時代を感じざるを得ないようなことが、この春にあるだろう”という事になります。
一体何が!?
…って、知りたくなりますよね。
でも、ちゃんと予測して知ることは不可能でありナンセンスとも思います。そればかりか「きっとこうなるぞ!」と決めつけになってしまうと、残念なことにもなりかねないでしょう。
とはいえ、私たちは過去からのデータを分析することで、ある程度の先を予測するという手段を持っていますから、今までの冥王星がやってきた刷新の検証は有効なはずです。
2008年から約2023年まで、山羊座の冥王星は『組織や伝統の世界を刷新』してきています。また『地球という大地の捉え方の刷新』もしてきています。
占星術的な言い方をすれば、山羊座の世界をゼロから作り直している…という事になります。
冥王星というのは、何かを大きく変える…というよりも、既存のものを一度ゼロにしてから再構築する…という天体です。
とはいえ現在がそうであるように、再構築は1年や2年で出来ることではなく、2008年頃以来、私たちは継続しておこなっている最中であり、佳境に入っている…という事になります。
例えば身近なところでは、渋谷駅の再開発が行われていますが、完成予定が2026年となっていますね。冥王星を皮切りに、天王星、海王星も次の星座へと進行し終わるのが2026年ですから、天体の変遷を知っていたかのような、ぴったり重なる完成予定でもあります。
思えばあの東急東横線の、線路とホーム大移動があったのが2009年ですから、まさに冥王星@山羊座時代のシンボルのようでもあります。
最近では山手線の線路移動もありましたが、要するにそれくらい『おっきな変化』であり『今までとは違う街になる』という事で、それが冥王星がもたらすものを示唆しているわけです。
さて、では、水瓶座に入る冥王星はどんなことをもたらしてくるのか?というと、
ちゃんと予測するのはナンセンス…が前提の上で、地球レベルから宇宙レベルになる…という事だけは確実だと思います。
水瓶座の世界は、天文学であり宇宙事業など最新テクノロジーの世界であるからです。
また、いわゆる“ユートピア思想”も水瓶座は持っていますから、昨今ジェンダーの問題が取り上げられているのは自然な流れでしょう。垣根はどんどんなくなるという事ですね。
想像の斜め上をいくような新しい世界観へと、私たちはすでに舵を切っています。
そのプロローグが、この3月終わりから5月の間に垣間見えるよ!…ということなのです。
ミシェルメイ美菜子☆
今月は意気揚々が似合います。弾みがついて前向き度合いもアップ。仕事もプライベートも明るく行動していけるでしょう。その良い感じのペースを忘れないようにして。また、友人関係からは、何か有益な情報が入りやすいようです。人間関係も積極的にいくのが吉です。
これから先への、いい意味での欲が出てくるようです。新たに目指したいものが表われる人も多いでしょう。自分自身に新たな可能性を感じやすいので、それが新鮮で楽しく、ワクワクな気分になれそうです。また、恋のシーンもラブリーに盛り上がる流れでしょう。
今月は身近な人間関係の中にさまざまな鍵がある時で、人脈が広がったり、友だちが増えたり、そしてそこに新たな発見も沢山あるようです。こんな時は、周囲とのコミュニケーションありきで考えるのがベスト。また、家族から入る朗報もあるかもしれません。
レジャー運が良好な今月は、チャレンジ精神を発揮して、楽しく活発に行動していきたいもの。また仕事分野にも新しい風が吹いてきそうですから、新たな世界を見つける人も多いかもしれません。とはいえ、さほど成果や先を急がない方が良さそうです。
仕事は何かとバタバタと忙しく、まとまりがつかない雰囲気もありますが、それも良い刺激になりそうですし、そのように捉えることで、発展運気に乗れるでしょう。慎重さより、チャレンジを恐れないダイナミックさを心がければ、一層、発展していけるでしょう。
今月は自分の意見に固執したり頑固になると、困難を感じやすいのですが、一方で、周囲とのコミュニケーションを増やして柔軟になることで、物事がスムーズに進むことになります。自分の心がけによってかなり違いが出る時なのです。聞く耳を持って過ごして。
あなたは適度に遊びたいと考えても、どうしても仕事モードになりそうな今月ですが、結局のところ仕事モードの方が無難で良いでしょう。仕事でも満足感を得られるからです。また今月は貯金が増える運気と、散財の気配と両方がある時。計画性のない買い物には注意です。
今月は何かに頑張ろうとするよりも、遊びの分野にフォーカスしましょう。あなたのクリエイティブな部分を開花させていく時だからです。多少センシティブに過ごしやすい背景もありますが、気持ちに余裕を持つことがポイント。シリアスより楽しみ感にフォーカスして。
流れに任せていけば良い時なのですが、どうしても先を急いでしまいそうな時。焦りからフェイントのような行動を取りやすく、ますます焦るということに。落ち着かない気分の時は気分転換をして、焦りのサイクルから抜けましょう。あとは周囲に任せるだけです。
冷静な判断が冴える時ではあるものの、周りと同調しにくい時です。結果、1人で浮いてしまう感じも否めないようです。周りは一生懸命なのにあなただけクール…という具合いに。とはいえこんな時は、なんとなく様子見…というモードが一番似合うでしょう。
1人で煮詰まりやすい傾向もありますが、自分のペースを取ることもできる時。気になる出来事を引きずらないようにすることが、うまく進めるかどうかのポイントになるでしょう。煮詰まりそうになる時は、積極的に周りの声を拾って。ちょっとした事で好転できるはず。
やる気が出てきて、頑張るぞー!という気分になるのですが、なぜか周りとリズムが合わないこともしばしば。今はカラ回りしやすい時なのです。そんな時は慌てるよりも、とりあえず周囲をよく観察して。身近な人に相談しながら、ゆるりとやっていくくらいが良さそう。
東京・自由が丘を軸に活動する
西洋占星術鑑定士・心理療法家。
短大卒業後、就職、結婚、出産子育てを経た後に、西洋占星術とユング心理学を習得、2003年より個人鑑定を始め、延べ5000人以上の鑑定実績を持つ。
ミシェル式西洋占星術は、占星術の観点だけでなく、心理的な側面も合わせて鑑定していく心のセラピーのような鑑定です。
西洋占星術の中でも“今をつぶさに解読するホラリー占星術”も駆使して解釈していきますので、運勢だけでなく現在に沿った具体的なアドバイスをしていく事が可能です。
ミシェル式占星術は、自分や運勢を知ることだけで終わる占いではありません。鑑定セッションではアドバイスが最も重要なものと考え、現状へのアプローチには心理的な作業などのアドバイスも重視しています。