ビジネスと占星術?と驚かれるかも知れませんが、ビジネスマンが占星術を利用してリスク管理などを行うことは、古今東西、特に珍しいことではありません。このコーナーでは、ビジネスに役立つ「ミシェル式西洋占星術」を毎月連載でお届けします。
最近よく聞くZ世代。
仕事のシーンやあるいは親戚など、周りにいて、とても扱いにくい…と思ったことはありますか?
いわゆる20代の社会に出てまだ半分新人くらいの年代もZ世代でありますね。
ちなみにZ世代とは、ちょうど冥王星@射手座の世代とかぶります。
だいたい、1995年から2007年生まれが、冥王星@射手座なので、16才~28才くらい。
この中で、まだ社会に出る前の10代は置いておくとして、この20代の世代は、たぶん皆さんの職場にもいるのでは?と思います。
で、このZ世代との関わり方で、?マークになることも、たまにはあるのではないでしょうか。
『ここはなんとしても頑張ろう!』とか『自分の業務だけでなくプラスアルファ気を配ろう』とか『教わったことが出来なくて悩む、焦る…』とか
↑あんまりこの感じがないんだけど…なんで??と思う事はないでしょうかね。
なんで?と感じるのはもっともで、
そもそもZ世代には、そうした原動力は弱いのです。つまり、確固たる何かに立脚した“思い”“思想”というのが弱いのです。弱いと言いますか、そこに囚われない…というか。
→確固たる何かに立脚した思いというのは、倫理観とか常識的な観念とか、教育の過程で育まれてきた(刷り込まれてきた)正しいこと…みたいなものですね。
そうした思想に囚われない…ということはつまり、特にこだわらない…という事になるわけです。
Z世代は冥王星が射手座にある世代と書きましたが、この世代は、射手座の冥王星のシンボルをその根本的なところに(背景として)持っています。
射手座の冥王星が意味する時代とは、
哲学・思想・宗教 といった、考え方(思想)が解き放たれた時代です。
(それが1995~2007年頃で、この頃は大学の再編が進みました。あとカルト宗教の話題もあったと思います。『大学』『宗教』どちらも射手座の要素。また、ネットの普及が著しかったのも、射手座の冥王星らしい背景でした。)
それ故に、『確固たる何か…』に固執したり、囚われることがあまりなく、良く言えば自由な思想や感性を持っている感じです。
というわけで
もしも周りにZ世代が存在していて
接し方に時おり戸惑う…という場合は、
この世代の特徴を頭に入れておくと良いですね。
具体的には、
熱量を込めた頑張りを期待するのではなくて、仕事や作業に楽しみを見つけられるように、背中を押してあげられるといいのではと思います。
『普通はこうでしょ』的な、当たり前感で接すると、あれ?…になりやすいはずです。
ちなみに、このZ世代に一番手こずりやすいのはどの世代か?というと、
それは、冥王星が乙女座にあった世代。
だいたい、1957年~1971年生まれ→66才~52才くらいでしょうか。
ここの相性は『のれんに腕おし』の相性です。
ぬぬぬー、困るんだけど!…と、思われたかもしれませんが、朗報もあり。
この、ザ・サラリーマンの世代の次の世代
冥王星@天秤座の世代(1972~1983生まれの、51才~40才)の方が、Z世代を扱えるはずです。
天秤座のバランス感覚が根底にある故でしょう。
とはいえ、Z世代の直接上司になりやすい年代、1984~1995生まれ(28才~39才)冥王星@蠍座世代は、これまた、あまりZ世代とうまく調和しにくいところがあります。
会社には色々な年代の人たちが働いていますから、そこでバランスをとっていくのが良さそうですね。
ミシェルメイ美菜子☆
元気がむくむくと湧いてきて、積極的に過ごせる時です。仕事も進みますが、恋愛や遊び分野もいい感じで活発になるでしょう。仕事で困った事が出てきたら、サポートが入りますから周囲に相談したり振ってみてください。
身近なコミュニティが活発になる時なので、趣味の分野では創作意欲も溢れて楽しく活気づきそうです。まだまだやりたい事は沢山あると、そんな前向き気風に溢れるタイミングですから、自分のペースでどんどん進めてみて。
思っていたよりもやる事があれこれ増えそうな時ですが、新たな目標も生まれやすく、やり甲斐のある時になりそうです。本来は慎重に動くあなたですが、こういう時期は自分の判断を信じて、前進させていくようにして。
オフィシャルもプライベートも、双方ともに活躍の場が増えていきそうです。中には少し面倒なこともあるかもしれませんが、周囲からの評価は高いでしょう。またパートナーに起こる問題で、奔走するようなことがあるかも。
仕事が思っている方向へと進みやすい時です。自然な流れに任せていくのが一番です。が、あなた自身が先を急いだり、急いでミスをすることも。気持ちにゆとりを持って動いていけると、何事もうまく進んでいくでしょう。
家庭にまつわる用事ではバタバタ感がありますが、全体としては希望通りの道すじを辿っているはず。目先のことに囚われない方がいいでしょう。また、物事を必要以上に悲観的に捉えないようにしていくことも大切です。
あなたの周りに人が集まりやすく、人気運のある時ですが、あなたの気持ちとは連動しないかも。例えば、1人で物事を進めたいのに外野がうるさく集まってしまうなど。イライラするとトラブルを誘発しやすいので注意して。
仕事で活躍の場が増えて、またその期待も集まりやすいようですが、その一方で、小さなトラブルも起こりやすいようです。問題が出る時は、周囲の意見を積極的に取り入れたり、聞く耳を持って過ごしていくようにして。
なんとなくあなたの元に様々な情報が集まりやすい時です。有益なとのもあれば、いらない情報もあるかもしれません。いずれにせよ友だちとは楽しげな飲み会などありそうですが、疲れやすい時でもあるので無理はしないで。
全般的に、読みが甘くなりそうです。特に仕事分野では、それが裏目に出ることも。勝手な解釈で勝手な行動にならないようにしたいもの。一方で、欲しい物が手に入る暗示もあります。が、買い物のし過ぎには注意して。
身近な仲間と盛り上がりやすく、友だち関係は楽しい時ですが、あなた自身のエンジンがかかりにくいようです。仕事ではタイミングを逃しやすい面もあります。とはいえ今は無理して動くのはNGですから慎重にして。
家庭面に課題を抱えやすく、気持ちが上がらない時期になりそうです。誰かの言動を気にし始めると、どうにも気になって仕方ない…という傾向も。周りに振り回されないようにして、自分のペースでいきましょう。
東京・自由が丘を軸に活動する
西洋占星術鑑定士・心理療法家。
短大卒業後、就職、結婚、出産子育てを経た後に、西洋占星術とユング心理学を習得、2003年より個人鑑定を始め、延べ5000人以上の鑑定実績を持つ。
ミシェル式西洋占星術は、占星術の観点だけでなく、心理的な側面も合わせて鑑定していく心のセラピーのような鑑定です。
西洋占星術の中でも“今をつぶさに解読するホラリー占星術”も駆使して解釈していきますので、運勢だけでなく現在に沿った具体的なアドバイスをしていく事が可能です。
ミシェル式占星術は、自分や運勢を知ることだけで終わる占いではありません。鑑定セッションではアドバイスが最も重要なものと考え、現状へのアプローチには心理的な作業などのアドバイスも重視しています。