ビジネスと占星術？と驚かれるかも知れませんが、ビジネスマンが占星術を利用してリスク管理などを行うことは、古今東西、特に珍しいことではありません。このコーナーでは、ビジネスに役立つ「ミシェル式西洋占星術」を毎月連載でお届けします。

「お金は、どれだけ欲しい？？」

今年の星回りから、日本は「経済」がテーマの１つになっております。ということで、お金とのつきあい方を念頭にしたお話です。

お金があるのは有難くっていいよね！
…ということにはまず異論はないと思うのですが

お金、どれくらい欲しいでしょうか？と問われれば
「大金持ちでないと嫌！なんて欲張りなことではなくて、まぁそこそこ満足のいく標準範囲の生活が維持できるように、安心できるくらいあれば良い」とか
「時には旅行などにも行けて、美味しい物が食べられるような、まぁまぁ高い生活レベルが維持できればいいのであって、別にお札のプールで泳ぎたいわけではない」など

↑こんな感性で答えることが多いのではないかと思います。

もちろん、人によって色々なので、どれが正解とか望ましい…というのはありませんが、

問いかけたいのは、
「果たして本当にそうですか？」
という事です。

つまり、お金お金ー！たっくさーん欲しい！…なんて、
やはりどこかで、カッコ悪いとか知的じゃないとか品がないとか思っていて、
要するに、お金を「美しくないものカテゴリー」に入れている人は多いのではないかと思います。

お金をどう捉えるかは、受けとめる側である自分次第のことなので、普遍的に決まっているわけではないにも関わらず、下品などのマイナス要素をくっつけやすいわけですね。

さて、
『お金、どれくらいほしいですか？あったらいいなと思いますか？』との質問に、上記のように「がっつくつもりないから自分の欲求満たせる程度あればいい」くらいの答えをする人に、
『もしも突然（宝くじでもなんでも）10億円貰えるなら、どうします？』と聞くと、
「そんなの、やっぱり、もちろん、いただきます！！」と、答えるでしょう。（たぶん）

つまり

あればあるだけ
どれだけあっても、なお一層
とにかくいっぱい

“欲しいわ♩”

と、思うことは、自然で素直なことなのです。

にも関わらず、
一体なんのために？誰のために？何の意味があって？　『いや、欲張るつもりはなくて、そこそこ欲しいだけなの』みたいなポーズをつけるのか？と言えば、
それはお金に対して無意識のうちに持っている概念（先入観）のせいですね。
「お金って汚ない」「お金は下品」みたいに。
しかしそれも厳密に捉え直せば、お金が汚ないのではなくて「汚ないお金の使い方や得方をする人は嫌だ」という事のはずです。

いつのまにか濡れ衣を着せられた“お金”が気の毒でありますねぇ。

そもそも
「欲張りたいのではなくて、そこそこゆとりがあればいい」というのは、『自分が使うお金』にしか目を向けていない発想でもあります。
もしも有り余るくらいに、お金が潤沢にあれば、誰かや何かの事業をサポートできるかもしれませんし、身近な人たちに素敵な思いをさせてあげることもできますね。
自分で事業をやって新しく他の人たちに仕事を生み出すこともできますし、あるいは、自分好みのミュージアムを作って、それを他の人たちとシェアすることもできますよね。

…と、実は、お金は私たちをクリエイティブにしてくれる性質を持つツールなのです。
自分の人生に対して、クリエイティブに臨んでいくためにも、このことを、肝に銘じておいても良いのではないでしょうか。ね？

ミシェルメイ美菜子☆

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2024年3月

ミシェル式西洋占星術

～明日からのあなたを幸せに導く、幸せレシピ～

東京・自由が丘を軸に活動する
西洋占星術鑑定士・心理療法家。

短大卒業後、就職、結婚、出産子育てを経た後に、西洋占星術とユング心理学を習得、2003年より個人鑑定を始め、延べ5000人以上の鑑定実績を持つ。

ミシェル式西洋占星術は、占星術の観点だけでなく、心理的な側面も合わせて鑑定していく心のセラピーのような鑑定です。
西洋占星術の中でも“今をつぶさに解読するホラリー占星術”も駆使して解釈していきますので、運勢だけでなく現在に沿った具体的なアドバイスをしていく事が可能です。

ミシェル式占星術は、自分や運勢を知ることだけで終わる占いではありません。鑑定セッションではアドバイスが最も重要なものと考え、現状へのアプローチには心理的な作業などのアドバイスも重視しています。