ビジネスと占星術?と驚かれるかも知れませんが、ビジネスマンが占星術を利用してリスク管理などを行うことは、古今東西、特に珍しいことではありません。このコーナーでは、ビジネスに役立つ「ミシェル式西洋占星術」を毎月連載でお届けします。
冥王星がどの星座にあるのかによって、時代の特性を20世紀初頭から追いかけてきましたが、最終章として、これから先の未来を眺めていきたいと思います。
これまでの流れ↓
◎1914~1938年頃の『蟹座の冥王星』では
第一次世界大戦で始まり、蟹座の領域である“家庭や土地”について、破壊と再生が行われました。
◎1938~1957年頃の『獅子座の冥王星』では
第二次世界大戦で始まり、獅子座の領域である“王政(父性)”の破壊と再生、そして“子供”という存在へのフューチャーがありました。
◎1957~1971年頃の『乙女座の冥王星』では
乙女座領域である“労働、医療、衛生”について、劇的な変化(高度経済成長含む)を遂げてきました。
◎1971~1984年頃の『天秤座の冥王星』では
天秤座領域である“結婚パートナーシップ、美”について、刷新されてきました。
◎1984~1995年頃の『蠍座の冥王星』では
蠍座領域である“財、死生観”について、刷新されてきました。バブル然り。
◎1995~2008年頃の『射手座の冥王星』では
射手座領域である“哲学、思想、宗教、海外”について、劇的な変化を体験してきました。
◎2008年~2024年頃の『山羊座の冥王星』では
山羊座領域である“組織、伝統、建造物”について、大規模な刷新が行われてきました。
…で、
これから私たちは、“水瓶座の冥王星”という時代を生きていくことになります。
水瓶座の冥王星は20年間くらい。比較的長い期間です。
この「水瓶座の冥王星時代」がどのようなものになっていくのか、私たちはどのように受けとめていくと望ましいのか、等など、それを少しでも推測する為に、過去を検証してきました。
過去からわかることは、
『冥王星が入る星座のエッセンス・特性が、冥王星の在位によってことごとく刷新されていく』
という事です。
要するに、水瓶座の領域を見ていくことで
これから先の改革がどんな風に“なりそう”なのかを感じ取ることができるわけです。
そこで、水瓶座の領域(エッセンス)とは、どんなものか?というと、
◯最新テクノロジー(新しい発明)
◯電気・電子関連
◯ユートピア精神
◯趣味のサークル活動的なコミュニティ
◯宇宙・天文分野
◯破天荒な質感のもの全て
↑列挙するとこうしたものになります。
これらのことについて、今後私たちは劇的な進化や変化を体験していく…という事になるのです。
という事はつまり、最新のテクノロジーが大幅にアップデートされていくのでしょうか。はい、まず、そうです。
単純にアップデートというほどわかりやすいものではないくらいかもしれません。
電子テクノロジーの分野では、今の私たちにはイメージ出来ないくらいの飛躍的な進歩もあるでしょう。
水瓶座が宇宙天文分野を扱うことから、舞台は地球という惑星だけでなく、宇宙全体になっていくはずで、これはすでに片鱗も見えていますが、いずれにせよ“簡単に予想できないもの”という性質が伴うことは忘れてはいけないことです。
考えて、分析して、そして予想を立てていく(見通していく)という姿勢こそが、これからは一番危ういのではないかと、私は思っています。
『思ってもいなかったもの』との出会いを受け入れられる人であることが、これからは鍵になるだろうと思うからです。
さて、冥王星で辿る時代…という大きなテーマで書いてきましたが、こちらのビジネス占星術も一旦お休みさせていただくこととなりました。
皆さまのご拝読、長い間ありがとうございました!
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ミシェルメイ美菜子☆
やる気もやりたい事も、モリモリ湧いてくる素敵なタイミング。活動範囲は楽しく広がっていくのではないでしょうか。仕事では少しバタバタ気味なところもありますが、チームワークで乗り切っていけるでしょう。
身近な周りに、あなたを応援してくれる人物が出てきそうです。焦りは禁物ですが、波に乗れば自然とスピーディーに進んでいける時です。大らかな心持ちをキープして、目標を定めて行動していきましょう。
派手さはないものの、じわじわと色々なことが盛り上がっていく流れです。目立つわけではないこんな時期は、あなたにとってむしろ操縦しやすい時でしょう。気を使うより、普段の自然体モードが一番似合う時でもあり。
あなたらしく自由に伸び伸び過ごすことが、より良い運気を運んでくる時です。しかし一方で、仕事では何かとバタバタする可能性も。オンとオフを切り替えて、仕事では集中して、遊びのシーンは伸びやかに楽しんで。
周りの意見など外野を気にしないようにすることで、物事はぐんぐん進んでいくようです。自分が信じることを大切にしてOKという事です。人間関係の分野が発展的なので、有益な人脈を作っていくのにもぴったりな時です。
良いひらめきに恵まれて、尚且つ行動力もある時ですが、周りの条件が追いつかないかもしれません。思い立ったタイミングで行動できない時は、頃合いを見計らうようにして。身近な友人達との付き合いは楽しそう。
職場では色々なことがうまく運びやすい時ですが、やる気がないと自覚しにくいので、前向きにやっていきましょう。一方で家庭内では、少し悩ましい課題が出てくるかもしれません。家族間で揉めないように注意して。
大らかに伸び伸びと過ごしていくと、色んな事がうまくいく時ですが、周りを気にしたり、些細なことを気にすると、力が発揮できなくなってしまうでしょう。呑気にマイペース…というモチベーションがお勧めの時。
あなたの為になる情報がさりげなく入ってくるかもしれませんが、周りの人たちと分かち合うのはNG。自分の中にしまって有効利用していくようにして。この時期はコミュニケーションもさわりない範囲だけが良いでしょう。
仕事はさほど難もなく、淡々と進んでいく時ですが、色んな事がマンネリ気味で、面白味に欠けるようです。こういう時は、行きたい処への遠出や美味しいご飯など、自分を喜ばせる時間を作っていきましょう。
何かと誰かの為に時間とエネルギーを使うハメになりそうな時です。とはいえあなたの責任感は無視できないでしょう。人の為の作業ゆえに、自分のやる事は遅れがちに。なるべく大らかに捉えるようにしたいところ。
体調面が今ひとつ…といったタイミングですから、頑張り過ぎやタイトなスケジュールはNGと心得て。仕事ではやり甲斐を感じにくいかもしれませんが、そんな時は目の前の事に集中して。時には1人で気分転換を。
東京・自由が丘を軸に活動する
西洋占星術鑑定士・心理療法家。
短大卒業後、就職、結婚、出産子育てを経た後に、西洋占星術とユング心理学を習得、2003年より個人鑑定を始め、延べ5000人以上の鑑定実績を持つ。
ミシェル式西洋占星術は、占星術の観点だけでなく、心理的な側面も合わせて鑑定していく心のセラピーのような鑑定です。
西洋占星術の中でも“今をつぶさに解読するホラリー占星術”も駆使して解釈していきますので、運勢だけでなく現在に沿った具体的なアドバイスをしていく事が可能です。
ミシェル式占星術は、自分や運勢を知ることだけで終わる占いではありません。鑑定セッションではアドバイスが最も重要なものと考え、現状へのアプローチには心理的な作業などのアドバイスも重視しています。